中学校教師30年の経験から事例を紹介します。仕事熱心な教師の、心の整理の一助になればと…。ここに徐々に掲載していきます。ご自身の悩みに似た事例があれば、参考にしていただければ幸いです(・。・;。
生徒らを巻き込むバラ好きな先生
服装検査と赤いバラ
ここまでのながれ → https://kokoronoseiribako.com/monpenasi4-2-1/
ある日、Y先生が、廃品置き場から拾ってきた角棒にマジックでバラの花を書き込んでいました。
それは生徒の服装検査時に登場。
フロアに立てて、バラの絵を「スカートの長さがアウトかセーフか」の基準にしていました。(当時の服装違反は、長過ぎるスカートでした。)
素行不良がちな生徒と共に大笑いしながらも、容儀指導は着々と行われていました。
百万本のバラ
バラが大好きで、当時流行っていた「百万本のバラ」がお気に入りでした。
あまり好きすぎて、Y先生の学級の生徒にもそれが及び?合唱コンクールで歌っていました。
発表する生徒たちの表情も良く、優勝を果たしたと記憶しています。
口調の使い分け
たいていの場面で早口でしたが、場に応じて、平易な言葉と難解な言葉を使い分けていました。
難解な言葉で早口だと、生徒にとってはもはや何を言っているか不明ですが、話の終わり際の笑い声で場が和んでオワリ。
でも、ゆっくりと平易な言葉で伝えることもあり、当時の私にはその場面分けの基準は理解できていませんでした。
脂っこいものを好きなだけ食べる
保健委員の生徒が、「保健だより」作成のためにインタビューに来ました。
テーマは、「先生の健康法」。
Y先生が行っていることは、「電車に向かって走って運動、脂っこいものを好きなだけ食べる」ということでした。
それは、「保健だより」の追伸欄に記載され、本編よりもむしろ目立っていました。
モンペ化4②「Y先生の思い出」 その4/7へ → https://kokoronoseiribako.com/monpenasi4-2-4/
上記内容は仮名であり、内容を一部改変しています。