大関フジ大関フジ

中学校教師30年の経験から事例を紹介します。仕事熱心な教師の、心の整理の一助になればと…。ここに徐々に掲載していきます。ご自身の悩みに似た事例があれば、参考にしていただければ幸いです(・。・;。

Y先生の貢献力と人間味

荒れた学校を立て直した過去

ここまでのながれ →  https://kokoronoseiribako.com/monpenasi4-2-1/

手元にあった学校資料に、かつて荒れていた本校をどのように立て直したかについての記述がありました。

荒れた学校をいかに立て直すかは、当時、最も今日的な課題でした。

私も他校でその現実を目の当たりにしていて、ベテラン教師であっても壁に当たる中、有効手段はないかに見えていました。

でも、その資料記述からは、地道にかつ大胆に、教員が一致団結して解決に当たった姿が感じられました。

Y先生の貢献

その具体的な内容には、Y先生による貢献を思わせるものが随所にあると思いました。

問題発生時の教員対応の事例では、Y先生が言いそうな言葉と動きが紹介されていました。

職員の一致団結した様子が、今、目の前にある職員室の雰囲気と重なり、その場面、その姿が見えるようなリアリティーがありました。

同僚として共に過ごせて良かった

ベテランの先生方の束ね役でもあり、学校の中核を成す存在なのだなと思いました。

世代男女問わず同僚らに親しまれ、学校に大きく貢献しているY先生。

私が赴任中のこの1年ほどの間は、Y先生の人間味、個性、有能さを折に触れ実感させてもらう機会となりました。

同僚として共通の場で働くことは、自分にとって何よりの研修であり、後々まで残る思い出となりました。

若い頃のY先生

50代の男性教員が、若い頃のY先生のことを教えてくれました!

赤いミニスカートが似合っていて、年配教員から睨まれても堂々としていたこと。

美人で、きつくて、真っ直ぐで、「こんなにいい女はいない」と思ったそう。
その男性教員は、気難しい感じの方だったので、「いい女」などという言葉が飛び出てきたことに驚きました。

そして、語るその表情も初めて見たもので、私の知らないドラマがあったのだろうと、想像逞しくしたものです。

 

モンペ化4②「Y先生の思い出」 その3/7へ → https://kokoronoseiribako.com/monpenasi4-2-3/

上記内容は仮名であり、内容を一部改変しています。