中学校教師30年の経験から事例を紹介します。仕事熱心な教師の、心の整理の一助になればと…。このブログに徐々に掲載していきます。ご自身の悩みに似た事例があれば、参考にしていただければ幸いです(・。・;。
面談の機会設定
ここまでのいきさつ → https://kokoronoseiribako.com/utinoko3dosite1/
翌日、すぐ管理職、当該美術担当教員に報告をし、父親との面談機会を設定することになりました。美術担当教員が、説明のための資料を準備して説明、電話を受けた学級担任が同席することになりました。
もし、話が収まらないようであれば、学年主任や教頭、校長も保護者の相談に応じていくという流れを想定しておきつつ。
欠席日数にまで気を遣っているのに
父親が来校しました。
来校についての打ち合わせの電話でも、そして校内移動中や会談場所到着時も、ぶぜんとした様子です。
美術担当教員を前にし、よどみなく主張し始めました。
娘が傷つけられた。評価「3」に納得できない。内申書にも影響することなのできちんとしてほしい。欠席日数で高校受験に不利にならないよう、少々具合悪くても出校させているくらい気を遣っているのに。自分は職場で人の評価について熟慮の末行っている。…と。
期末テストは満点に近いということでしたが
N美の父親の口調は、押さえがちなトーンではあっても、強い不満を表明しているのがありありでしたが、それに影響されることなく、いつもの持ち味で説明し始めました。
他に、評定づけの判断材料として、割合の大きなものは、提出作品ふたつ分。
説明が続きます。
リアルな報告内容に、父親は…
という説明でした。
上記内容は仮名であり、内容を一部改変しています。