大関フジ大関フジ

中学校教師30年の経験から事例を紹介します。仕事熱心な教師の、心の整理の一助になればと…。ここに徐々に掲載していきます。ご自身の悩みに似た事例があれば、参考にしていただければ幸いです(・。・;。

Y先生のご自宅訪問は衝撃的な思い出に

連日3時間睡眠

ここまでのながれ →  https://kokoronoseiribako.com/monpenasi4-2-1/

Y先生にはお子さんが二人いて、どちらも就職済みでした。

育児と仕事の両立は、ひとことで言い表せないほど大量な手間暇、気遣いが必要だったと思われます。

Y先生は今で言うショートスリーパーで、連日3時間睡眠で足りるそう。

ご本人が言うには、子供自活後は深夜、絵を描いているだとか。

Y先生のご自宅

Y先生のご自宅に遊びに行きました。

敷地に入る前に門があり、飛び石が配置されています。

でも、玄関の戸は、周辺の庭木や窓枠に比べてシンプルなものでした。

当時、地方の戸建ての家では、玄関ホールから先は、ふすま等で隔てた部屋が隣接しているのがほとんどでした。

ですが、Y先生の家は、玄関口からそのまま廊下が始まり、奥に続いています。

とびきりの逸話

どこの家でも、嫁姑関係は、なかなか厳しいのが現実だと思います。

Y先生からは、冗談めかした言い方で、その苦労談をよく耳にしていました。

そして、このご自宅訪問時、なかでも、とびきりの逸話を聞くことになりました。

間取り計画担当になったいきさつ

家族で住む家を新築するとなった際、間取りについてお姑さんが主張する意見と家族内対立があり、騒動になった。

間取りについて全部お姑さんが決めるとなり、お任せすることになった。

しかし、その平面やら立体やらの図形を考えることにすっかり疲れてしまい、ある日、さじを投げた。

「面倒くさいからおまえに任せる」となり、嫁であるY先生の役割となった。

といういきさつです。

嫁は勝手口から出入りしろ

Y先生は、自分の思いのたけを全て反映させた家づくりをしました。

まず、廊下。「誰にも会わず何も言われずに、どの部屋からも玄関に迎えるように」廊下を作った。

「嫁は勝手口から出入りしろ」と常々言われていたので、勝手口を立派なものにした。ということでした。

次々と飛び込んでくる情報に対し「え?それほんと?」と言う間も、ありませんでした。

 

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上記内容は仮名であり、内容を一部改変しています。