保護対象の母親とモンペ父親

大関フジ大関フジ

中学校教師30年の経験から事例を紹介します。仕事熱心な教師の、心の整理の一助になればと…。ここに徐々に掲載していきます。ご自身の悩みに似た事例があれば、参考にしていただければ幸いです(・。・;。

保護対象の母親

ここまでのいきさつ →  https://kokoronoseiribako.com/kyomi1/

タカシの母親は、精神障害があるということで、行政からの保護対象になっています。

実は、それを父親が家族全員の生活費にしているという噂がありました。

タカシ父親はいわゆるモンペ

さて、そのタカシ父親についてです。

いわゆる「モンペ」でした。

学校にいろいろと文句をつけてきました。

父親:下校バスの到着時間がはっきりしなくて困る。

学校:バス降車生徒の部活動参加状態により、バス停での停車・通過が臨機応変である。だから、おのずと各所の到着時間にずれ(多くても5分程度)が生じる。

父親:どこかで停車して時間調整して、各所到着時間をもっと正確にしてもらいたい。

学校:なるべく早めに自宅へ送り届けたいし、(遠方ほどズレが大きくなるのは申し訳ないが)多くても5分程度の幅なので、なんとか協力いただきたい。

時間は守ってほしい

また、別の日には。

父親:昨日、30分以上、下校時間が遅かった。理由を説明してほしい。

学校:学校行事が長引いたため、急遽下校時間を30分繰り下げた。連絡が行き届かず申し訳なかった。

(メール配信連絡はない時代です。)

 

父親:(激高)時間は守ってほしい。

やむなくの延長

学校では、毎月発行する予定表で下校時間を通知していますが、30分以上変更がある場合は、事前に通知連絡文書を発行しています。

上記場面では急遽繰り下げだったため、連絡文書は間に合いませんでした。

ただ、行事が長引いた理由は、主たる役割の生徒が捻挫したため、その対応がらみで、やむなくの延長でした。

(ま、言い訳には違いありませんが)

下校に関することにのみ

その下校に関する連絡文書について、誤字等の不行き届きがあると、早速、タカシ父親から指摘があります。

他の文書については特に要望がなく、この下校に関わる分だけに、集中して指摘があります。

文書作成担当者が病欠した際、代理業務が滞り、この通知文書を出しそびれたこともありました。

翌日、父親から入電。お叱りを受け、平謝り。

 

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上記内容は仮名であり、内容を一部改変しています。